現状のディスクロージャーでは生命保険の経営内容を正確につかむのは困難だ。例えば、生命保険業界は何かと契約高の話をしたがるが、今年獲得した契約がいったいどのくらいの収益を生み出すのかがわからなければ、評価のしようがない。しかし、残念ながら開示資料には全く手がかりがない(上場した太陽生命と大同生命は例外)。一九九〇年代にかけて資産内容の情報開示は進んだが、生命保険特有の事業構造についての開示はまだまだ不十分だ。
[おすすめサイトのご紹介]
定期死亡保険 | 定期死亡保険を徹底比較
http://www.hokende.com/static/life/big_sleep/term/
ネット生保の比較情報
http://www.hokende.com/static/online/features/20111028/
しかも大同生命が上場するまでは、外部で生命保険の経営内容を分析し、その情報を発信していたのは格付け会社とマスコミ、保険評論家にほぼ限られていた。格付け会社には守秘義務があるうえ、格付け会社による月本の生命保険分析の経験は事実上、一九九〇年代後半からと決して長くはない。大同生命、太陽生命の上場で保険会社を分析するアナリストや投資家は増えているが、保険調査業界(?)はまだまだ手薄な状態である。